Runningと読書の備忘ログ

ランニングと読書の記事を掲載します。

「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」 リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット    

猫町倶楽部読書会

での課題本。始めて読んだのは2017年の2月でしたが、再読しましたのでアウトプットします。

(目次)

1 エッセンス

2 気付き

3 ToDo

4 まとめ

 (エッセンス)

・私たちはいま途方もない変化のまっただなかにいるが、それに対して準備ができている人はほとんどいない。その変化は、正しく理解した人には大きな恩恵をもたらす半面、目を背けて準備を怠った人には不幸の種になる。

→自分は正しく理解して幸せな人生を送りたい。

・この記事を読んでいる50歳未満の日本人は100年以上生きる時代、すなわち100年ライフを過ごすつもりでいた方が良い。

→100年生きると思って人生計画を立てる。

・3ステージの人生からマルチステージの時代へ変えなければならない。

→3ステージとは教育(学校)、就業、引退(老後)、マルチステージとはそこにエクスプローラー期やポートフォリオ期を加えること。

→仕事・家庭・趣味を充実させる。気持ちのよりどころを増やす。

・休日はレクリエーション(遊び)から、リ・クリエーション(再創造・投資)へ

→読書・運動・勉強等の「投資」を怠ってはいけない。休暇は休むのも大切だが投資をしなければ人生の後半にかけて先細りになってジリ貧になる。

→今まではいい教育を受けた人がいい仕事に就け、いい引退生活を送ることができた。次は、いい再創造(リ・クリエーション)を構築できた人がいい人生(100年人生)を送ることができる。

・未来の自分(50歳とか70歳)を満足させる生活を「今」送る。

・現在地→100分の28 10キロ走の3キロ地点 まだまだ序盤。

・100年人生でパートナーはより重要な存在になる。

・人生100年とすれば時間は87万3000時間である。なんらかの専門知識の習得には1万時間が必要と言われているが、これだけの時間があれば難しい課題でなく、実現可能な範囲に容易に収まる。

・朝、家族の支えを感じてリラックスして出勤し、その前向きな感情を職場に持ち込めば、好ましい伝染効果が生じる。 そして、さらに職場の好ましい状況を引き続き家庭に持ち込めば、ここにも好ましい伝染効果が生じる。これが好循環ということである。しかし、これには当然マイナス方向にも働く場合がある。そういう時はどちらかでリカバリーできることが好ましい。

・生涯ずっと高所得者でいたいか?→それならお金になる資格、技術(投資)を得るか?

 1人のパートナーとの関係を生涯保つためには?→相棒との時間も大切である。

 自分はどの程度までリスクを背負うことができるか?→投資、起業

 どのような仕事にやりがいを感じるか→自分の性格、特徴から考える

 今、チャンスをすべて生かしているか→若さ、今の歳でできること

 保守的になり過ぎていないか→リスクを取らないのが最大のリスク

・人生が長くなるほど投資不足が問題になる。

・健康と幸福は相関関係にある。夫婦で運動に取り組む。ジムに通ったり、食生活に気を掛けたり、二人でマラソン大会に出たりする。これを生涯続けられるようにする。

・自分の「好き」を仕事にできないか考える。そのために人脈を形成しておいたり、若いうちは起業資金を貯めたりと「目標」の為に「楽しみながら」努力できるようになる。

・自分が心底楽しめることに時間もお金も費やす。他人が見たら一見ムダなことかもしれないがこれが自分の人生を色鮮やかなものにする。

・山、海外旅行 惜しみなくお金を使う。不必要に貯めこまない。

・初めての海外旅行でタイのカオサンロードには世界中のバックパッカーが旅を楽しんでいた。

・100年人生は大きな決断はより大きな作用が生まれる。特に結婚はその後の人生の在り方を大きく関わる。いい結果も悪い結果も長く続く。「あわてて決断、ゆっくり後悔」することがないように。

・キョーヘイさんも日柴喜さんも自分の活動をSNSを使うことで企業のサポートを得ている。

・高い能力を築き、上手にそれを見せて宣伝する。

・長寿化がもたらす恩恵は、煎じ詰めれば「時間」という贈り物だ。人生が長くなれば、目的意識をもって有意義な人生を形づくるチャンスが生まれる。

→なにか、目標や目的を持って生きる。

・自分の将来の願望を把握しておくと長期の計画が立てやすくなる。

→夢ノート

・働く動機は様々である。金銭的資産を増やすため、可能性を探索するため、活力と刺激を得るため、仕事を通じて学習するため、社会貢献のため等、色々ある。

・引退後の生活はどうでありたいか。何を望み、何を楽しいと思うか。

→山登りを楽しんだり、裕福に暮らしたい。

ポートフォリオ・ワーカーの移行に成功する人は、早い段階で準備に取り掛かり、フルタイムの職に就いているうちに、小規模なプロジェクトを通じて実験を始める。ネットワーク作り、スキル向上等次のステージへの準備を行う。

・生活レベルの向上を辞めることにより、老後資金が貯まり、未来の消費行動が倹約的になる。引退後は嫌でも消費レベルを落とさなくてはならない。そういう堅実な消費パターンを今から身に付けておく。

・お金を使う時や食べ物を食べる時に妄想で老いた自分を隣に立たせる。「そのお金、食べ物は将来のワシを幸せにするものか?」

現状維持バイアスはプラスの方向にも作用する。例えば給与の天引き。

・時間を何に変えるか、、、長時間働いてお金に変える?学校や口座に通いスキルに変える?ソファに寝転がってテレビやスマホに使う?本や耳学で知識を増やす?アウトプット若しくは知識を実践して人生をよくする?

・祖父母と暮らす拡大家族、複合家族にもメリットはたくさんある。子供は祖父母と過ごす時間が増え、勤労世代の親の支えになってくれる。祖父母は自分の存在意義が承認されて健康的な生活で無駄な医療費が嵩まない。高齢者の孤独は健康寿命を著しく縮める。ただし、プライバシーの保護と世代間の衝突には上手く対応せねばならない。

・お金があった方が精神的にも裕福になり、健康的な生活、食事が楽しめる。

・「大学に入学し、スキルと知識を築く。(→幼い頃から良い勉強習慣を付け、いい高校に入ることができ、高い意識の仲間と良い環境で勉強ができればいい大学に入ることができる可能性が高まる。)大学時代はスキルと知識に大きな投資を行うことに並行して、同じ分野の人たちとの友情を育む。それが生産を通した仕事仲間に発展するケースにもなる。学生生活は勉強だけでなく、友人関係を形成し、将来の妻となる女性にも知り合う。このように勉強に打ち込む一方で、友達付き合いも楽しむなど、若者らしいバランスの取れた日々を過ごす。社交の一環としてスポーツにも取り組み、健康も増進する。この時は学費ローン等の有形資産は縮小するが人生に対する投資とはこういうことである。」

→自分の学生時代はサッカーや目の前の事しか見れていなくて、このような生活は縁遠い生活を送ってきたが客観的に見てこのような学生生活はかなり理想的だと言える。

(気付き)

・人生は100年以上ある。今を大事にして最大限楽しみつつ、将来を考えて生活する。

・将来の事を考えたり、それを計画、実行することは楽しい。

・現状維持は衰退を表す。なぜならば歳をとると知力、体力は衰えていくものだからである。しかし、今後も勉強したり運動する習慣を継続させることができたらずっと元気でいることができる。人生を賢くスマートい生きる。

(ToDo)

・夏の大会後に現在の投資計画を見直し、改革を進める。

・読書に関する以外にも有益な情報をブログにアウトプットするようにする。

・この本は処分せずに本棚に保管しておき、将来自分の子供にも読ませる。

(まとめ)

 再読で改めて多くの気付きを得ることができました。整理できたのでこれで今週末の読書会をより楽しめると思います。読書会ではたくさんの人たちの意見や感想を聞くことでさらにこの本の理解を深めることができると思います。次回は読書会での気付きや思いをこのブログにアウトプットしようと思います(^^)♪

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

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