読書する人だけがたどり着ける場所 齋藤孝
改めて読書とはと考えます。
(要約)
・小学生で本嫌いな人はまず居ない。みんな「もっと読みたい、もっと読みたい」と言う。みんな本能的に知的好奇心を満たそうとしている。
→読書については制限を与えない。好きなだけ買い与え、知的好奇心を満たしてあげる。
・教養のある人生と教養のない人生どちらがいい?
・読んだ本の内容について話し合える友達はすごく貴重。
→猫町もいいけど身近に語り合える友人が欲しい。レビューでもいい。
・たとえお金を持っていても教養のない言葉を頻発するような低俗な人間になってはいけない。人生お金じゃない。だけど、低俗に堕落した人間は貧相極まりない。
→言葉が人間を作り、言葉は触れてきた情報により作られる。
・「幸福とはなにか」文学に触れることで自分の中の幸福が定義付けされる。
・大型書店に行ったときに感じる思いは2つ。「こんなに読むべき本がある!」とワクワクする気持ちか「自分にはとても読み切れない」と恐怖のようなものを感じるか。薄っぺらい、浅いものに付き合っている暇はない。
(まとめ)
やっぱり齋藤孝さんの本はおもしろい。とっかかりにしてはかなりの良書だった。