Runningと読書の備忘ログ

ランニングと読書の記事を掲載します。

論語と算盤 渋沢栄一

久々の古典の名著。一度挫折した本でしたが今回は読み切ることができました。

(抜粋)

・「何事も誠実」をモットーとする。

・人生は努力にある。毎朝早く起きて、心身を鍛え、目標に向かって邁進する。睡眠、栄養、トレーニング。こだわるのには理由がある。一日一日を積み上げるためにある。結果には積み上げが必要である。

・アウトプットにこだわる。知識やトレーニングを積み重ねても結果を伴わないと何も変わらない。結果をもたらすことでインプットの質が上がり好循環を生むことができる。

・昔のヨーロッパ国王の話。人間は教えることで始めて学ぶ。だから、子どもには適切なことを教えてあげよう。親がわからないことや自分の知識以上のことを教えたいのなら賢い人が書いた優良な図書を与えよう。

・親を超えるように物事を教え、可愛い子に積極的に旅させるようにしてあげる。

・自分を高めることは、すなわち自分の所属するコミュニティを良くしたり、社会貢献に役立つ。底の浅い虚栄心のために勉強しないこと。それは、結果的に国家の衰退を招く。

・目の前の困難にどう対処するか。「有効な逃げ」もあるがただ単に嫌なことを避けるだけでは確実に「人間的に詰む」確実に階段を登るように計画的に戦略する。賢者も愚者も生まれた時の能力は同じ、しかし、学ぶことによって人生の結果は大きく異なる。結果は徐々に開き、30歳になり大きくなったときには竜にも豚にもなる。

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)