男と女。愛には「賢さ」が必要です。愛するには知識や技術が必要です。
付き合って間もない頃は燃え滾る情熱で愛することは可能でも時が経ち、慣れが出てきたら愛し方を学んで行動に移すことで愛の炎を永遠に灯し続けることができる。
そんなことをこの本からは学びました。
(エッセンス)
・男は恋をすることで自分だけの満足を追求するような惰性的な人生から解放される。もっとも大切なことは愛情を分け与えられるより分け与えること。takeなんかよりgive。
・女性がもっとも必要とするのは、親しい人とのスキンシップ。
→今のうちに習慣化する。
・女性は年齢が若ければ若いほど相手のために犠牲にする。男性は若ければ若いほど自分本位になる。だが、男性も歳をとるにつれて相手に与えることで満足感を得られるようになる。
・達成感が男の「証明」。
・女の話を聞き流さずにまじめに聞いてあげる。これが女の最大のストレス解消になる。
・贈り物は大小かかわらず1つにつき1点。だから特大のプレゼントより小さなプレゼントの方が効果的。
・些細な気くばりはリッチな生活よりも女を幸せにする。
・「小さな幸せ」を積み重ねる。
・女性は心と脳に愛情のタンクを備えている。そこに常に燃料を補給し続けてあげる。ガス欠なんてもってのほか。常に満タンにしてあげる。
・気遣いを大事にして、「私だけが、雑用をして損をしている」という感覚にさせない。
(燃料リスト)
・仕事から帰ったり、迎えるときはなによりもハグして「ただいま」「おかえり」
・あらかじめ彼女のスケジュールを把握しておき、「〇〇はどうだった?」等を質問する。
・彼女の訴えにはコメントしたい気持ちを抑え、同情と理解を示す。
・2人きりになり話する時間を毎日20分は設ける。
・デートは事前にプランを提示して、当日になって「なにがしたい」など野暮な質問をしないようにする。
・彼女の外見やファッションは必ず褒める。
・帰宅や約束の時間に遅れるようなら必ず連絡を入れる。
・事あるごとに彼女を抱きしめる。
・「愛している」の言葉を口にする。
・ゴミ箱がいっぱいになった時は自分で袋を交換する。
・デート前は車の中と外を綺麗にしておく。
・彼女が誰かと摩擦したら、彼女の側に立ってあげる。
・ときどき、彼女をマッサージしてあげる。
・セックス抜きに彼女を強く抱きしめ、子供のように戯れる。
・子供よりも彼女を大事にしてあげる。家族の中で一番の存在であることを意識的に見せる。
・運転は安全運転を心掛け、彼女を安心させる。
・出会った頃の感覚を大事する。まめさを忘れない。
・一緒に行動するときは必ずドアを開けてあげる。
・重いものは自分が持ってあげる。
・呼吸するように褒める。自尊心を満たしてあげる。
・「いってきます」のハグとキスを継続させる。
・感謝の言葉を必ず口にする。
・サイクリングやピクニックの計画をする。
・散歩に連れ出す。
・家事をしていたら積極的に手伝う。
→想像するだけで彼女が喜んでくれそうである。彼女の喜びは自分の喜び。喜びは幸せを生む。彼女の幸せは自分の幸せ。彼女の愛情タンクに燃料を注ぎ続けることは自分の幸せな人生にもつながる。
ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた (知的生きかた文庫)
- 作者: ジョングレイ,John Gray,大島渚
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2001/05/01
- メディア: ペーパーバック
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