Runningと読書の備忘ログ

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たった一人の熱狂 仕事と人生に効く51の言葉 見城徹

見城さんは偏っていて好きだ。この人の言葉には魂が宿っている。

(抜粋)

・受験を勝ち抜いた人間は期限を区切って大量の知識を詰め込む訓練ができている。また、自己管理能力も高い。他方で、学歴がなくとも、抜群に仕事ができる人も山ほどいる。どこまで自分に厳しくなれるか。相手への想像力を発揮できるか。仕事の出来はこうした要素で決まるのであって、学歴で決まるわけではない。

・生の虚しさを紛わせる要素は、せいぜい①仕事②恋愛③友情④家族⑤金の五つしかない。①〜⑤は合わせ技。①〜⑤のどれが欠けても良くない。とりわけ上位に来るのは① 仕事②恋愛③友情の三つ。もちろん金も大事だし、金儲けを否定することは単なる言い訳に過ぎない。だが、たとえ宝くじで20億円が当たったり、何かの拍子に巨万の富を得 たとしても、①仕事を放り出してすぐさまリタイアするなど考えられない。そんな生き方をしたところで、死への一方通行を歩む虚しさに、ますます苛まれることになるに決まっている。

・朝から晩まで仕事について考え抜き、骨の髄まで仕事にのめり込む。そして上司や同僚ができない仕事を進んで引き受け、結果を出す。そうすれば、自然と仕事は面白くて たまらなくなる。

・この世には二種類の人間しかいない。圧倒的努力を続ける人と、途中で努力を放棄する人。

・身体がだらしなくたるんでいる状態では仕事という戦場で闘えないから、僕は今日も 身体を鍛える。

・自分には何ができるのか。天職とは何なのか。今いる場所で悩み抜き、圧倒的努力を して欲しい。本気で向き合わなければ何も生まれない。

・二次会でカラオケに繰り出すなど愚の骨頂。時間の無駄でしかない。カラオケがガンガン流れているところでは重要な話なんてできないし、お互いに自己満足な歌を歌い合って2時間も過ごす など、時間がもったいなくてかなわない。

・美人の周りには大勢の男性が集まる。努力して得た美貌であれ、天性の美貌であれ、 美しさはその人の価値。有り余る金もその人の価値である。僕は容姿がいいわけでもなく大金持ちでもなかった。僕の1枚目のキラーカードは「本を出せる」「原稿を書ける」というだけのものだった。そこから圧倒的努力を続けた。

→自分の持てるカードで圧倒的努力を重ねる。

・適当に生きてきたヤツに魅力などあるはずがない。

 

見城徹の高校生活について

 「ロックンロールに夢中になってビートルズという一組のミュージシャンにあれほどの熱量でのめり込んだこともなかった。ラグビーに出会って、鈍い運動神経ながらも初めてスポーツを楽しいと思ったのも、高校の三年間だけだった。社会に出てからも、ラグビーのクラブチームを作ってトレーニングにも励んだけれども、高校時代のようなトライの快感は得られなかった。嫌だ嫌だと逃げたい心を押さえつけて一日3時間睡眠で受験勉強をしたのも、海辺で友人と日が暮れるまで議論したのも、本を片っ端から読んだのも、その三年間に限られている。一歩を踏み出すこと、目標に向かって努力すること、死ぬ気でなにかに熱中すること、それらすべてを高校の三年間は僕に天の恵みかのように教えてくれた。」

→かけがえのない一瞬を、、、

 

たった一人の熱狂 仕事と人生に効く51の言葉

たった一人の熱狂 仕事と人生に効く51の言葉