Runningと読書の備忘ログ

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人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている ふろむだ

新しい職場での勤務や異動のたびに自分に対する周りの見方、評価が違うのは何かおかしいのではないか?と思いこの本を手にした。なるほど、何故実力は同じなのに周囲からの評価がこうも違うのかがハッキリとわかった。周りからどう見られているかほとんど気にしない自分ではあるか自分の立場を有利にするため、仕事をしやすくするためにそういうことも考えて言動してみようと思った。新しい視点を持つためにおススメの1冊です。

(抜粋)

・人生を得するため(錯覚させるため)に容姿を磨く。

・錯覚資産がないと実力を伸ばせない。実力というのは、よい上司、よい同僚、よい部下、よいポディションという「よい環境」に恵まれて初めて効率よく伸びていく。いい環境に身を置けるように努力する。

 実力があるから、よいポディションを手に入れられるのでなく、実力があると周囲が錯覚するから、よいポディションが手に入るという部分が大きい。

・錯覚力タイプはエリートコースに乗り、いい先輩、重要な仕事を任され、みんなに助けられ、実力アップの機会に恵まれる。

 実力タイプは、誰かがやらなければならない雑用ばかりやらされ、ろくに経験も積めずに、実力が伸び悩む。

 年数が経てば経つほどこの差は開き、取り返しのつかない役職の差になる。

・錯覚資産→環境→実力→成果→錯覚資産 このサイクルを回す。

・「失敗は成功の母」などと言われるが、実際には、成功の方がはるかに成功の母だ。

 成功により、信用信頼、資金、時間(錯覚資産)を優位に調達し、成功がさらなる成功を生む。

・学生と社会人では人生ルールが根本的に異なる。

 学生が運と実力が1:1なのに対して、社会人はそこに加えて「錯覚資産」が入り込み比率も1:1:1になる。だから、勉強ができるやつが社会人でも通用するとは限らなくなる。

・錯覚資産なしにはこの社会に活路を見出すことはできない。

・小さい「勝ち」を積み重ねる。(ハロー効果)

・成功することにより「あばたもエクボ」ネガティブもポジティブに捉えられる。

・「成功するか否かは自分でコントロールできる」と思うことによって幸せでいられる。

・既婚者が成功できる理由は色恋沙汰に気を回す時間を節約できるから。それが、かなりの時間的優位に立つ要因になる。

・最初が肝心。そこでポジティブスイッチが入るか否かで採点方法が変わる。

・現状維持とそうでない判断。どちらも同じような良さを感じるなら現状維持は選択肢から外す方が賢明。ただ、なんでもかんでも現状打破するのは破滅の始まり。

・認識でなく、現実を変える。考え方を変えるのでなく、現実(状況)を変える。そうすると問題解決になる。認識の変化は対処療法。

・「人に好かれる」は錯覚資産を築く上で非常に重要。

・脳は過激に一貫性を求める。

 

・錯覚資産を雪ダルマ式に増やす方法。

→(ハロー効果の強さ×思い浮かびやすさ×好感度)×思い浮かぶ人の数と質

・「実力中心」の世界観で生きる人間より、「錯覚資産×運×実力」で生きる人間の方が有利この上ない。はるかに現実に近く、現実が見えている人が勝つのは当たり前。

 

意識、視点を変えて日々を送ってみる。

 

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている