Runningと読書の備忘ログ

ランニングと読書の記事を掲載します。

嫌われる勇気 岸見一郎 古賀史健

 人材育成について人前で話す機会を得たので読み直しました。改めて読んでみると多くの気付きを得ることができたのでアウトプットします。哲学を学ぶと生きるのが少しラクになると思いました。

(目次抜粋)

なぜ「人は変われる」なのか

人は怒りを捏造する

過去に支配されない生き方

あなたの不幸は、あなた自身が「選んだ」もの

人は常に「変わらない」という決心をしている

すべての悩みは「対人関係の悩み」である

劣等感は主観的な思い込み

人生は他者との競争ではない

「お前の顔を気にしているのはお前だけ」

「課題の分離」とは何か

「他者の課題」を切り捨てよ

対人関係のカードは、「わたし」が握っている

より大きな共同体の声を聴け

叱ってはいけない、褒めてもいけない

「勇気づけ」というアプローチ

自己肯定でなく、自己受容

仕事の本質は他者への貢献→お金ではない

「特別な存在」でありたい人が進む、ふたつの道

普通であることの勇気

ダンスするように生きる

「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てよ

(抜粋)

・人生をシンプルにするも、複雑にするも自分次第。人は皆、客観的な世界でなく主観的な世界に住める。人は誰しも同じ空間、同じ時間にいると思っているが見ている世界は千差万別。問題は世界がどうであるかでなく、自分がどう思い、行動するか。

・競争の先には「勝者」と「敗者」がいることから、対人関係の軸に「競争」があると、人は対人関係の悩みから逃れられず、不幸から逃れることができなくなる。そうなってしまうと、たとえ勝ち続けても心の休まるときは来ない。負けたくない、勝ち続けなくてはいけない。周りは敵だらけだと、、、

・敵ではなく「仲間」と思う。仲間と実感できれば世界の見え方は全く異なる。仲間と思えれば協力関係を気づける。足を引っ張り合うことなく、お互いが高められる。

・行動目標

  • 自立すること
  • 社会と調和して暮らすこと

・心理目標

  • 「私には能力がある」という意識。
  • 「人々は私の仲間である」という意識

・問題が起きたときにしてはいけないのは「逃げること」「このまま」を継続すること。一番ラクだが自体は悪化の一途たどるのみ。問題と向き合うことが重要。

・自分が自分の人生を生きなくて誰が自分の人生を生きるのか。

誰の課題かを考える。他人の課題に介入せず、自分の課題に介入してくることも拒む。

・対人関係のカードは常に私が握っている。

・対人関係の壁にぶつかったときは「より大きな共同体の声」を聴け。

・存在しているだけで価値がある。

・幸福の度合いは本人が抱く「貢献度」客観的に判断されるものでなく、自らが尺度。他人の欲求を満たす承認欲求でなく、自分が貢献していると思えればそれでいい。

・「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当て。無心にダンスするように生きる。目標も大切だがもっとも大切なのは「今」

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え