先輩の紹介を受けて
その場で、すぐにアマゾンで購入した本。昇任試験の面接対策の際に「上司としての責任感の捉え方」について参考になると教えられて即決購入した本です。
(目次)
1 エッセンス
2 気付き
3 ToDo
4 まとめ
(エッセンス)
・消防は「水と機械と人による、三位の粋の凝るところ」
・何でも吸収してやろうという、受け入れる気持ちが強い時に、どのうな先輩につくかで、将来その新人が伸びるか伸びないか、決まってくる。
・申し送りというのは、個人的な感情の問題ではない。組織の業務継続の重要課題である。
・自分でしっかりした信念を持つことが災害現場で役に立つ。こういう男をタフガイという。
・自分の価値観さえしっかりしていれば、どのような職場、仕事を任されても悩む必要ない。むしろ、中枢から外れていると思うようなポストこそ、自分を伸ばすいい機会となる。→多方面から物事を見る力を付ける。
・自分の宝となる2つの考え方
1.上司に言われたからやるのではなく、自ら問題点を抽出してその分析と解決策を考える。→課題発見、課題抽出
2.半日を1つの区切りとして仕事を進める。→課題提出、結果報告
(気付き)
・楽な先輩でなく、叱ってくれる、ちょっと厳しい先輩につく。
・やらされるばっかりでなく、自分から提案する。お願いする。
・訓練しっぱなしでなく、自分の答えを見つける。こなすだけでなく発見を積み重ねる。
(ToDo)
・厳しい先輩と積極的にコミュニケーションをとる。教えをたくさん受ける。
・朝イチに「〇〇したい」「〇〇させてください」とお願いして、主体的な1日を過ごす。
・メモ帳を携帯し、気付きをメモし、終わった後に訓練ノートをつける。→財産にする。
(まとめ)
・年齢、階級ごとに章立てされており、非常に身近に感じれる本だった。これは保存版の本にしておき、歳をとったときや、昇任した時に読み返していきたい。