Runningと読書の備忘ログ

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脳を活かす仕事術 茂木健一郎

脳科学の第一人者が書いた仕事術の本。脳内物質を上手く利用して効率的に楽しくワクワクしながら仕事ができればと思って読みました。エッセンスも多く拾えたのでアウトプットします。

(エッセンス)

・情報過多で入力(インプット)が倍々で多くなっていく近年は意識して出力(アウトプット)することが重要。入力はやりすぎると脳に負担がかかることもあるので意識してセーブすることも重要。感覚系(インプット)と運動系(アウトプット)とのバランスを整える。

・仕事は自分で抱え込まずに早めにリリースする。催促なんかされたら一番つまらない。

・自分の作品と憧れの作品を横に並べてギャップを感じ取り、埋めていく。

・著者は毎朝、起床後にベッド脇のパソコンで前日にあった人やアイディアについてアウトプットする。自分のした経験をちゃんとした「意味」として保存するためにブログとして形に残す。

・脳を情報の暗記や整理に使わずに「知的創造」のために使う。

・口か手、若しくは同時に動かすことがアウトプットである。できる人、結果を出している人は必ず口と手を使っている。

・一つのアイディアを「生き物」のように捉えて育てる感覚。頭の中の考えに生を宿す。

セレンディピティを呼び込む3つの条件

 「行動する」「気付く」「素直に受け入れる」

→まさに、本を読んで実践する過程そのもの!

・普段から何も考えずにボーッとしていたり、人生を変える「幸運」を待っているだけでは、絶対にセレンディピティは起きない。

・まずは自分の要求に応えること。自分のやりたいことはその次。気を遣わずに思いっきり。

・仕事は頭を使うのではなく、「没頭」する感覚。仕事と自分を一体化させる感覚。

・「ああいう人になりたい」と思える対象を見つける。

・人生の指針となる本と出合う。→恥ずかしくないような。

・「笑って仕事をすること」の効果は大きい。

 笑い=ポジティブ、好循環、楽しい、明るい、余裕、幸せ。リーダーこそ笑って仕事をしなければならない。

・いきなり大きな変革を狙うのでなく「小さなイノベーション」を重ねて徐々に環境を変えて創っていく。

・「自分の正体を簡単に決め付けるな」「自分は〇〇だ」とか決め付けない。変わることを受け入れる。真や軸を持ちながらも変わる勇気を持つ。