Runningと読書の備忘ログ

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自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと 四角大輔

無駄なものを捨て、本質に気付く。この本はかなりおススメです。

(抜粋)

・とにかくストイックに捨て、身のまわりをミニマムにすることを意識。そして、反対になるべく余計なものを取り入れないようにすること。

・1-視界にあるノイズを捨てる。小さな目ざわりを許すな

モノは知らないうちに、少しずつ着実に空間を侵略していく。大好きなもの以外は全部ノイズである。視界のノイズは空間だけでなく、生活、頭の中も複雑にしていく。多くの人がノイズに寛容すぎる。目指すは心をかき乱すモノが一つもない、お気に入りの優しい音楽が流れるシンプルな空間。無駄のない上質なカフェやホテルにいるような快適な時間は、結構簡単に手に入るもの。

・大切なことは「自分は何が大好きか」を常にハッキリさせておくこと。それを人に伝え続けること。

・「今買わなきゃ損する」から「焦って買わなくて正解」へ。

・8-オプションを捨てる。 オプションを捨てるより、標準装備を使い込む。

過保護の扱うのではなく、愛を持って傷だらけになるまで使い込むことで、モノは身体の一部になり、人生を豊かにしてくれる。「足せるものを足すこと」よりも、「引けるものを引くこと」を楽しもう。そうすれば物理的・精神的にずいぶん軽くなる。「よく見られたい」から「使い倒したい」へ。

・10-服の選択肢を捨てる。 自分の定番アイテムを決める。

自分の定番という考え方を持とう。普段着はこれ、部屋着はこれ、フォーマルはこれ、という風に極端に言えばそれぞれに「マイベストの一着」さえあればいい。まぁまぁの服は潔く処分して、常に完璧な一着を残すようにしよう。もし、幸運にも過去最高の定番服を発見することができたとき、値段は関係ない。(年の功はこういう時に使う)

自分らしいスタイルは、あなたに自信とやすらぎを与え、集中力をもたらし、思考をクリエイティブにしてくれる。そして、その雰囲気は確実に周りに伝わる。「飽きたから新しい服を買う」から「ずっと飽きない服を買う」へ。

難しい仕事って。面白い。でも、難しい仕事に向き合うためには心と時間の余裕が必要。だから仕事をとことん楽しんでいる人は、例外なく自分の行動と時間の無駄を探し続けている。人生の役に立たないことを大事にし過ぎないこと。やりたいことをやりたかったら、やりたくないことをどうストイックに削れるかだ。自分のしたいことをするために削れるところを削ろう。

・20-バランス感覚を捨てる。 なんでもできる人を目指さない。

「人は一生でなんでもできるが、すべてはできない」本当にできる人は、なんでもかんでもこなせる人じゃない。目の前の仕事の中で好きになれるところを見つけて、それを自分らしく、迷わず、愚直なまでにやり抜ける人のことだ。自分にはこれしかないということを、否定もせず、悲観もせず、ただひたすらにやり続ける。人はパズルのピースと同じでいびつだからいい。凹んでいるところと出っ張ている所があるから、人同士がつながり、補完し合って、大きなプロジェクトを成し遂げることができる。

※色々、迷ってもいい。腐ってもいい。死ぬほど好きで没頭できる何かを見つけられただけでも幸福じゃないか。覚悟を決めた瞬間、人生はキラキラと輝き出し、自信に溢れてくる。人間とはそういう生き物。「上手くこなす」から「これだけは絶対に負けない」へ。

・23ー満腹を捨てる 食べ過ぎに対応できる人間はいない。

満腹を捨て、腹八分目でゆっくり食べる。我慢することはないが無理して食べる必要もない。加工食品を避け、良質なものを少量ずつ食べる。「もっと食べられる」から「本当にまだ食べたい?」へ。

・「休みに何しよう」から「これがしたいから休む」へ。

・38-ライバル心を捨てる。 「勝ちたい相手」はゼロでいい。

・他人の目を気にして、いい家に住んだり、いい服を着たり、いい車に乗るよりも、自分が落ち着ける空間にいて、自分を上げてくれる音楽を聴きながら、自分の好きなことに没頭している方がよっぽどいい。他人に干渉せずに自分がいいと思う方向に進んでさえいれば勝ち負けなんてどうでもよくなってくる。生き方においては、自己満足を目指したヤツが最強だ。常に目指すのは、勝ち負けではなく、自己ベストだ。周りを見るな。向き合うべきは自分の心だ。自分が楽しんでいるのが結局みんなも楽しませることになる。「あいつに勝ちたい」から「自分のスタイルを楽しむ」へ。

・やれることは無数にある。しかし。「今、やるべきことはひとつ」

41-「無いと不安」を捨てる 軽さこそが正義

・荷物じゃ軽い方がいい。これは絶対。「持っている安心」よりも、「ほとんど手ぶら」で味わう自由さを。「とりあえず持っていこう」から「ためしに置いていってみよう」へ。

・夢の為に必要なものと不必要なものの分別を行う。

(あとがき)

改めて本当にいい本だった。

 

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)