Runningと読書の備忘ログ

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脳を活かす生活術 茂木健一郎

このシリーズの3作目。「脳を活かす」つまり脳が喜ぶ生活術。「個人的には脳が喜ぶこと」=「身体が喜ぶこと」というのが一番心に残りました。

(抜粋)

1時間目 喜怒哀楽で脳の道具箱を磨く

・笑顔で過ごしている人は、脳を道具で満たせている人である。1000億のニューロン神経細胞)を持つ脳を色とりどりの「道具箱」にすることこそ、一度きりの人生を「自分らしく生きること」だと思う。

・日頃から感情を豊かにすることを心掛けることで道具箱としての脳を磨く手段となります。感動したり反論したり喜怒哀楽を豊かにすることで臨機応変な対応がスムーズにできるようになる。

・人生の悲劇は死ではなく、生きている間に内面が死に絶えること。

・「未来は明るい」と思うほど、脳の楽観回路が働く。

・思いを文字にすることで意味を与え、気持ちの整理を図る。

①笑いで逆境をプラスに変える

②形から入った笑いでも感情に影響を及ぼす

③日記をつけて脳の楽観回路を磨く

2時間目 どんな苦境にも負けない脳を磨くための習慣

・脳の健康法と身体の健康法はほぼ同じ

・脳とは習慣によって育まれるものであり、結局「生活習慣そのものが脳である」といっても過言ではない。

・振り返って反省して改善点も見い出す。「思い出すこと」「振り返ること」は決して後ろ向きな行為ではなく記憶の対話によって人は成長できる。「創造することは思い出すことに似ている」

・人との比較の最終は世間の評価がないと不安という心理状態。人との比較は最も安易なものの考え方としてそこに逃げない。より高度な喜びを脳に与えることにする。一番は他人に認められことでなく「自分に進歩があるか否か」。どんなことでもいい、自分の進歩を毎日見い出し喜びを自発的に作る。そのために「なりたい自分」をはっきりさせておく。

・脳は「新しいこと」が大好物。新しいことは「脳のアンチエイジング」になる。

→RUN、場所、山、読む本。変わるものと変わらないものの兼ね合い。

①記憶と対話して、自分を成長させる。

②感情を乗せて、記憶する。

3時限目 自分を知ることで脳の道具を増やす

4時限目 コミュニケーションで脳の道具を鍛える

・自分で話しているうちは学べない。学べるのは、質問している時だけ。

・煮詰まった時は脳を動かす。日中は身のまわりの整理整頓や散歩をする。椅子から立ち上がり大きく伸びをする。夜であればやはり睡眠が有効な手段。

・その時々で様々な自分がいていい。喜怒哀楽を楽しむ。

5時限目 1日1バブルを脳は求めている

・自分というひとりの時価総額を上げるように生きる。そして、自分だけでなく周りの人たちも「こいつならできる!」と信じ切った時に必ず成功できる。

6時限目 日々の愛が脳を活性化させる

・親の愛とは、子供に印象的なことを残してあげること。

スマホをいじっている暇はない。

・家庭とは愛するということ。すなわち、「与える」喜びを知るところ。

・大事なことは毎日一緒にいてあげることでなく、少しでいいから大きなインパクトを与えてあげること。

・人生を自分らしくまっとうするには、一生愛し続ける何かを見つけなさい

 

脳を活かす生活術

脳を活かす生活術