となりの億万長者　トマス・Ｊ・スタンリー＆ウィリアム・Ｄ・タンゴ

前作の超名著をアウトプット。この本を読むことでお金持ちの本質や生活習慣を垣間見ることができます。

（抜粋）

成功を生む７つの法則　

収入よりはるかに少ない支出で生活する。
資産形成のために、時間、エネルギー、お金を効率よく分配する。
お金の心配をしないで済むことの方が、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える。
社会人となった後、親から経済的な援助を受けない。
子供たちは、経済的に自立している。
ビジネスチャンスを掴むのがうまい。
ぴったりの職業を選んでいる。

・最低でも収入の１５％以上は貯蓄・投資に回す。平均は２０％は回している。

＝自分の場合、月５万を投資信託に託し、１万を定期預金している。自分の収入からすると２０％前後の比率になっている。

・金持ちの特徴を３つの言葉で表すとすれば。。。倹約、倹約、倹約。

　倹約を辞書でひくと「ムダを省く行動」とでる。対義語は「浪費」である。

・スーツ、靴、腕時計。弁護士や株主総会で人前に立つ機会がない限り必要なのは清掃員かそうでないかの見分けが付くレベルで良い。

・金持ちは以下の質問にＹＥＳと答える確率が高い。

両親は倹約家でしたか？
自身は倹約家か？
妻はあなたより倹約家か？

→「攻め」と「守り」を意識する。浪費の癖を直さずに資産を築くのは不可能である。

・彼らは出費をコントロールできたからこそ億万長者になれたし、今も裕福な暮らしができている。

・毎日ジョギングする人はしなくてもスリムな身体をしている。でも、毎日ジョギングしているからこそ体型を維持できている。金持ちも同じ。守りを固めて、攻める力を日々養っているからこその金持ちである。なにもしくては、ずっとずっと今のままである。

・誰だって理想はある。そのために何をしなければならないかも大体は知っている。それは実行の強い意志が足りないからである。体作りも金持ちへの道も計画が大切。計画を立てて忠実に遂行する。予算を組み、出費をコントロールできなければ金持ちにはなれない。

・予算に関する４つの質問にＹＥＳと答えられるようにする。

毎年、毎月、毎週の予算を立て、それに従って支出していますか。
食料、衣料費、住居費にいくら使ったか把握していますか？
あなたは人生設計を立て、毎日、毎週、毎月、毎年の目標を立てていますか？
将来のために時間をかけて資産運用計画を立てますか？

・将来、資産家になりたいと思うなら、住宅ローンは年間の現金所得の２倍以内に抑えること。それ以上高い家は絶対に買ってはいけない。　

　あまり金のかからない地域に住めば、支出が減り、投資に回す金が増える。

・蓄財優等生は蓄財劣等生より２倍の時間を資産形成に費やしている。

・予算を立てずに暮らすのは、事業計画、事業目的、会社の方針を決めずに会社を経営するようなもの。

・何にいくら使ったかを「正確に」記録する。

・高級車や高価な服などのぜいたく品に使う時間と、資産運用計画に使う時間は反比例する。買い物には金だけではなく時間も使う。何を買うか計画を立て、買い物に出掛ける時間も必要だし、数が増えればスペースや手入れにも時間がかかる。時間、金、エネルギーには限りがある。どこにどのようにこれら３点を振り分けるかは自分次第。蓄財優等生はこれらを資産運用方法を考えたり、投資物件の管理する時間を抽出して、資産を増やそうと努力する。

・車を買うにしても新車だったら、オプションからなんやら考えるのにも時間が莫大にかかる。比較は楽しいものだが貴重な時間が使われていることも考慮しなくてはならない。

・いくら値切れてもそもそもそのお金を支払う価値はあるのかを考える。食べ物も同じ。「それを食べる方が痩せるのか、そもそも食べない方が良いのでは」ということである。

・車は燃費が良く、故障が少なく（走行距離が少ない）、スタイルが時代遅れにならず適正価格。新車を持つプライドにそれだけのお金を掛ける必要があるのか。どうせ車は移動手段でそれ以上でもそれ以下でもない。あとはプライドの問題である。

・車を買うのにも使う時間は数時間で良い。　　　　　　　　　　　　　

・自分で手順を決めて計画を立てている。週ごと、月ごと、年ごとにきちんと投資計画を立てる。劣等生より早い時期から投資計画を立てる。

・経済的にしっかりとした基盤を持とうと考えるなら。きっと実現できる。だが、よい暮らしをするためにお金が欲しいと思っているなら、一生、お金は貯まらない。

・車を２５０万円以下。（込々で）

・まずは新車価額を把握する。ついで中古の相場をチェックする。

・成功する人は費用対効果で物事を考える。判断する。浮いたお金は投資に回すことができる。富むものはさらに富む。　

・焦って買わなければならない状況は不利である。事前に（数か月前）から目ぼしい車はチェックしておき、いい掘り出しものを狙う。

　「私は特に急いでませんので。もし値下げすることがあったら電話をください。この値段だと、この何週間かの間に見て回ったディーラーの価格と変わりませんから」

・２～４年くらい経った中古車で、走行距離の少ないもの。