Runningと読書の備忘ログ

ランニングと読書の記事を掲載します。

妻のトリセツ 黒川伊保子

  女性というのはいつまでもわからないものだ。「なぜ、こうしない?」「なぜ、こんなふうに考えない?」1度でも思ったことがある男性はぜひどうぞ。笑

(備忘録ポイント)

・妻にとっての夫の実家は職場よりも気を遣うところ。

 実母に「〇〇は、日ごろは仕事と家事の両立で疲れているから、ここに来たときはゆっくりさせてやってほしい。娘みたいに思ってやって」と先手を打つ。

・妻と娘が対立したとき、男がとる道は、ただ一つ。あくまでも妻の味方をすることに尽きる。たとえ娘の主張が正しくても、それを穏やかに認めたうえで「それでも。ママに、そんなひどい口を利くことを、パパは許さない」と毅然に振舞う。

「どちらが正しいかそういう問題ではない。ママを侮辱した時点でおまえの負けだ」

娘はどんなに反発していても母親を大事にする父親を嫌うことはない。むしろ、父親の頼もしさを知ることになる。また、息子が妻に逆らうものなら「俺の大切な妻にそんな態度をとるなんて絶対に許さん」と怒涛のように叱ってやっていい。息子の暴言を放っておいては軽蔑されることはあっても尊敬されることはない。「妻が一番」と宣言する。そうすることで妻も夫を立ててくれる。

・序列が気にかかり、常に目的地を目指す男性にとって自分の行く末を気にするのは本能。妻にないがしろにされる夫が「最終点」では息子は道に迷ってしまう。妻から「家で一番偉いのはお父さん」と言われる父親がいてこそ、息子のモチベーションは上がり、自我が確立される。息子や娘のためにも妻に立ててもらえるように妻孝行をする。

・男として生きる道は3つのみ

  • 家事を完璧にこなし、妻の話も親身に聞いてあげて放電を少なくする。
  • 家事や会話をサボり、放電が多い。
  • 女と暮らさず、生活の全てを自分でこなし、生きる意味を失う。

著者が女性であるので、かなり女性ひいきに書かれているように思ってしまうが、そう思った時点でいい夫のなれる素質が怪しいと思ってしまう(笑)

妻が1番!妻の機嫌が良くなるように夫が努力する。

 

妻のトリセツ (講談社+α新書)

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