(下)
・人生で大切なことは、自分にとっていいことの数をできるだけ増やし、良くないことの数をできるだけ減らすことである。良いことが少しでも増えるよう、絶え間なく、色々な調整をしていくのが人生だ。良いことは大げさに喜び、悪いことはさっさと忘れてしまうのも重要なスキル。P17
・人生はいくつもの出来事の連続だが、私たちは常にその出来事の流れの中にいる。中にいるため、外から観察することができない。正確に評価、観察することができないし、まして、操作することもできない。自分自身が当事者として関わっている限り不可能なのだ。客観的、科学的に観察するには流れの外に出ないといけない。中にいるか外にいるかでモノの見方は全然違う。真偽、善悪の判断、重要なものとそうでないもの。主観と客観、美醜、動と静の区別も中と外では違って見える。過去、現在、未来でさえも間違う恐れがある。
→現状を中かでなく外から見る癖をつける。P104
・何も変えなくてもいいときがある。いい流れのとき。調子がいいとき。何も変えずに日々成長できるときもある。
・賢明であるというのは、何に目をつむればいいか知っているということである。P131
・夫婦の関係が健全なものであるなら、たまに出る否定的な言葉の5倍くらい肯定的な言葉を投げかけ合っている。→今の幸せを本当に大切にする。一度しぼんでしまった花をもう一度咲かせることは困難だが、枯らさずに咲かせ続けることは努力次第では可能である。P132
・あくびがうつるは協調性の証。
・尊敬、とにかく大事なのはそれです。認められたいとかそんなことではない。今までしてきてもらった恩返し。それだけです。P175
・その人の長所をとことん愛してあげる。
・まっすぐな姿勢、整った体型、まぶしいほどの白シャツ、完璧な折り目の付いたスラックス、髪の毛の量、顔立ち
・中流階級に入るために絶対に守るべき3つのこと。①子供を産む前の結婚⓶高校の卒業③就職P251
・地位や名誉は大したことではない。人を幸せにするものでない。でも、人はその二つを求めて色々なことを犠牲にしてしまう。不安なのだ。不安を解消したくて必死になって追いかけてしまう。P266
あなたの人生の科学(下)結婚・仕事・旅立ち (ハヤカワ文庫NF)
- 作者: デイヴィッド・ブルックス,夏目大
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2015/11/05
- メディア: 文庫
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