Runningと読書の備忘ログ

ランニングと読書の記事を掲載します。

最高の体調  鈴木祐

Kindleの prime限定で公開されていた本。この本が実質無料で購入できるのはスゴイと思った。かなり拾える部分か多かったのでアウトプットします。

(抜粋)

・狩猟採集民の食事に近づけるためジャンクフードやスナック菓子のような加工食品をやめ、パンや白米といった精製穀物の量もできるだけ削減。
代わりに野菜と魚の量を増やし、間食はゆで卵で代用し、食物繊維が豊富なサツマイモを主食にしました。
→極力、原始時代に近づける

・道路は広くなったけど視野は狭くなった。

物質的には豊かになったけど心が病む人は圧倒的に多くなった。

家が大きくなると比例するように家族との距離は大きくなった。

便利なものが多くなったけど時間はなく忙しくしている。

健康を謳うサプリは増えたのに病気の人は増え続ける一方。

私たちは、酒を飲み、タバコを吸い、時間を無駄にして、少ししか笑わない。毎日を急ぎすぎ、怒りすぎ、夜更まで起きすぎて、朝起きた時で疲れ過ぎている。

・悪いのは自分じゃない。取り巻く環境を改善すべき。

・元々、人はハイカロリーな食事を好むようにできている。少なくとも意志の力だけで太り過ぎに挑むのは時間の無駄。

・デジタルなものは脳が過敏になり過ぎる原因になる。

・現代の多すぎるものと少なすぎるものを意識する。

多すぎるもの=カロリー(動物は高カロリーに耐える機能が備わっておらず、高カロリーは炎症に繋がる。)

少なすぎるもの=睡眠(7~9時間を目安にする)

・納豆、キムチ、ヨーグルト、、発酵食品を積極的に取り入れる。

・遺伝と環境のミスマッチが起きた現代においては、「自然」と「友人」への投資こそが、もっとも費用対効果が高い行為。

・「偽物の自然」にも効果がある。観葉植物には幸福度と集中力に効果がある。極力自然の中に身を置く。

・作業中にノイズキャンセリングヘッドホンを使い、川や鳥の音を聞く。

・ストレス反応が起きそうな時に「楽しくなってきたぞ!」や「興奮してきたぞ!」と自分に言い聞かせる。

・ニュースサイトは「情報ポルノ」SNSは「コミュニケーションポルノ」ポルノは中毒である。

・夜は耳栓とアイマスクを導入。

・自分の価値観に従って暮らす。価値観の軸を定めることで迷いや不安がなくなる。ライフスタイルの変化はあるが、その度に価値観を見直す。

・「もし、すでに使いきれないほどの金を手に入れ、理想の仕事につき、毎日が幸福感に満ち溢れていて、誰からも尊敬されていたとしたら、私はどのような行動をするだろうか?」すべてが満ち足りた状態でもなお行動せずにいられない物事こそが、心の底に眠る自分の価値観。

・この世でもっとも価値があり、自分も幸福でいられる方法は「貢献」である。

・すべての欲望はフィクションである。欲望は果てしない不満も生む。美味しいものを食べれば食欲が増し、よい車を買えば傷や汚れが怖くなり、大きな会社に入れば周りの人間に嫉妬を覚える。すべて外部の刺激に対する反応であり、そこから生まれた欲望が、特定の形や永遠の構造を持つことはない。

・全身に鳥肌が立つような「畏敬」の感触を味わう機会を増やす。旅行、映画、小説、スポーツ観戦、、、心の底からすごいと感嘆できれば、それは「畏敬」である。ポジティブな感情を引き起こし、健康や長寿に大きな影響を持つ。

・3のルールを持つ。

・今日やりとげたいことを毎朝3つ書き出して実践

・今週やりとげたいことを週の頭に3つ 書き出して実践

・今月やりとげたいことを月初めに3つ 書き出して実践

・今年やりとげたいことを年始に3つ 書き出して実践

・毎週末にレビューを行い、うまく行った点を3つ、改善できる点を3つ書き出す。実際に運用するときは、まずその日に集中したいことを朝のうちに 3つ だけ紙に記入。やるべきことを書いた紙をつねに目の前に置き、あとは決めた作業をこなしましょう。これ以上ないほどシンプルなルールです。

・何でも遊びに置き換える。攻略本は本である。あとは、実行のみ。

(あとがき)

最後にこの本の最後にもあった最高の文章でこの本のアウトプットを締めさせて頂きます。かつて学生から「人間は何のために生きているのか?」と質問されたアインシュタイン博士は、こともなげに答えました。「他人の役に立つためです。そんなことがわからないんですか?」 みなさまのご多幸をお祈りしています。

 

最高の体調 ACTIVE HEALTH

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