食事術の本です。この本は「グルテンフリー」で有名になりました。自分がグルテン不耐症であればこの本を信じ切って実践していけばいいと思いますがそうでなければいいところだけ掻い摘んで実生活に取り入れていけばストレスのなく健康的な生活を送れると思います。
(抜粋)
・小麦こそがパフォーマンスを鈍らせ、精神的集中を削ぎ、世界王者さえ屈してしまうほどの障壁となりうる。
・毎朝、目覚めるたびに、コップ1杯の水を飲み、ヨガと太極拳を組み合したストレッチ運動を約20分行う。そして、午前中に動く分だけの必要な栄養を与えるべく朝食を摂る。
・水分補給はお湯。体温に戻すのに血液が使われる。
・夕食は高たんぱくでサラダ付。夜は炭水化物やデザートは体に不必要。
・糖分は果物と蜂蜜で摂る。
・食事からは極力果物をカットする。インシュリンの分泌量が減り、脂肪が効率よく消費される身体になる。
・ヨーグルトは体に間違いなく良いが砂糖入りはNG。
☆食事のルール
①ゆっくり意識的に食べる
→得た情報を処理する時間を与える。
食べ物を分解するのにやらなくてもいい仕事をさせてしまう。
肉体は食べ物と一体にならなくてはいけない。
食べ物がある状況が当たり前と思わない。だから、いただきますとごちそう様は気持ちを込めて。必要な分を食べる習慣をつける。無駄に食べ過ぎない。
理想は食事中には食べることだけに集中して、かみ砕くことだけに集中する。
エネルギー(炭水化物)か治療(タンパク質)か、体に明確な指示を与える。
その中でも、ビタミン(野菜)は基本とする。果物も戦略的に午前中(朝食)に摂る。
こう考えればよりシンプルな食生活が送れる。
②量より質を追求せよ
気分が悪くなるまで食べていないか?
化学薬品は体に「体重を増やせ」と指示する。
自炊することで化学薬品を最小に抑えることができる。
快眠できれば強い負荷をかけたトレーニングができる。
強い負荷をかけたトレーニングができれば夜はぐっすり眠れる。この公式を忘れずに大事にする。
「私たちは得るもので生活するが、与えるもので人生を形作る」
つまり周囲のひとに与えれば与えるほど人間的に成長でき成熟していく。
朝、15ccのココナッツオイルが思考を劇的にクリアにする。
日本は欧米より小麦を使った料理や食品が少ないので本書の食生活が送りやすい。